2014年11月28日金曜日

メビウスモデル サイロン・レイダー(旧作版)製作記 その3

いよいよ塗装です。メビウスモデルのキットは総じてプラが透けやすく電飾した場合は特に気を使います。モデルグラフィックス「電飾のススメ」でも記されていたように電飾模型は光らせると同時に遮光はホント大事。塗装中も時折部屋を真っ暗にして光らせてみることをおすすめします。製作中の段階でももちろんチェックチェック!
では本題へ。


  1. 段取りとしてはエンジン周辺の合わせ目を消した所のチェックと前照灯周りにメカサフ”ヘヴィ”を吹いてから黒を重ねて遮光具合をチェックしています。問題無ければ全体にメカサフ”ヘヴィ”を吹きました。ここからフィルター越し塗装で黒→黒にクレオス311グレーをちょい足ししたダークなグレー→マホガニーで下地色を作りました。
  2. 本体色はクレオス315グレーです。この時代プロップはこれかな?せっかく作ったムラムラ下地色は消さないように。今回エアブラシは全部0.5で吹いています。当時のプロップの塗膜ってお世辞にも綺麗では無いし、雰囲気優先です。黒のラインをマスキング。
  3. 黒には本体色に使った315グレーをちょびっと足して吹きました。
  4. コクピットは黒ラインで使った黒を吹き、マスキングして白部分を吹きます。クレオス311グレーを使っています。下地色を上手く活かして薄汚れている感じに。
細かく塗り分けられているのでマスキングしては塗り分けを繰り返し・・スミ入れや削ったパステルのグレーや茶を指でゴシゴシ擦りつけて上面はこんな感じ。
下面はかなり塗り分けられていて驚きつつもこんな感じ。赤黒の配線が本体からニョキっと。この先端にコネクタが付いています。
プロップっぽくなったかな・・・(^_^;)細かな塗り分けの色は基本クレオス315グレーに黒を混ぜる量で調整しています。

前後しましたが、サイロン・マークはデカールで準備されているので余白を切って使いました。
これくらいであれば塗り分けちゃった方がいいんですが、プロップにより凸に見えたりするのでデカールの厚みをイメージで使わせて頂きました。乾燥後に一旦デカール部分のみクリアコートしスミ入れ+ウェザリング後につや消しクリアで全体をコートしています。
支柱とベースはこのようになっています。支柱はアルミパイプ12Φをまんま使ってプロップっぽく(^^) ベースはプラバン1.5mm箱組です。持ち運びを考え、本体、支柱、ベースとバラせるようにしてあります。12V1Aアダプターを電源に、ベースにDCコネクターを取り付けてあり、本体から延びる配線はコネクターで取り外し出来るようにしてあります。
完成です。普通に組むだけなら小一時間。塗装するならデカさを考えても3日あれば大丈夫。機体上面と下面にある黒ラインのデカールは付属していない(上面のは組説にガイドあり)のとよくよく見るとプロップの種類で細かな塗り分け位置が異なっているので画像を見ながら頑張りましょう!

次回は完成画像をいくつかご紹介します。

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