2015年10月2日金曜日

バンダイ 1/144 スレーヴ1 2

引き続きスレーヴ1の塗装を。この話を頂いてからの悩みと言えばやはりあのかっこいい塗装をどうしよう・・・と。仮にデカール(orシール)が付属したとしても全面貼りとか難易度高い物になったでしょうね。ともあれ大きさ的にマスキングゾル系は無理と判断。筆で描くと決めてからは練習wしましたよ。で行き着いたのは描くのではなく消して行く方向。
船体下の赤い方は先ずラッカー系塗料(クレオス311)を全体に吹きます。そしてプロップ画像を見ながら鉛筆で当たりを付けてざっくりとエナメル系の赤を。赤は黒とブラウンの3色でイメージした色を作りました。で、ある程度乾いた状態でエナメル溶剤を面相筆に取って擦り取るイメージです。ヒタヒタ過ぎると流れちゃうので注意。ここは地色が白でピンク地があってトップが赤(フェラーリみたいやね)をイメージしつつプロップ画像を見比べながら塗っては消しの繰り返しです。大体描けたらスポンジヤスリを軽く当てて筆ムラを均一に。つや消しクリアをトップコートしたらある程度は目立たなくなります。
船体上は先ずクレオス311を全体に。一部グレーの所をマスキングゾルでマスキングしてから薄い方の緑を全体に吹きました。こちらについては鉛筆で当たりを取らず(慣れて来た)エナメル系塗料で調色した濃い方の緑でざっくりと描いて(塗って)・・・
ひたすら消して行く・・塗っては消して行く・・
反対側も同様です。ついでにウェザリングも。SWのプロップの多くはスミ入れされていないのでスレーヴ1も同様に。
全体が見えて来るとやっぱかっこいい!と自己満足な時(^^)
続いて船体下にはチッピングもされていますが、このスケールでプロップ通りにやるとうるさいので控えめに。クレオス311を爪楊枝の先に少量付けてちょんちょんと置いて行きました。
コクピットはフィールドグレーと黒にちょっと311を混ぜた塗料で塗り分けてからプロップ画像を見ながらパイプ類を。コクピットについては資料が無いので適当にやっつけました。1/144のボバは・・グレーのツナギにグリーンのアーマー、メット正面の赤と肩の黄色があれば見えるだろ!(^_^;)このコクピットちゃんと90度で可動します。重しを入れたら機体角度に追従しないかな?といろいろやりましたが形状とバランス的に難しいですな。よって窓ガラスは接着固定はせずにコクピットは手動対応。
スレーヴ1と言えばやはりハゲチョロ塗装。ラッカー系で基本塗装して後はエナメル系で筆塗りが一番やりやすいと思います。ハゲチョロを直接描けちゃう方は問題無いですが、私はどうやってもシャープな感じに描けなかったので描いては消すやり方をしました。
スレーヴ1は完成画像をいくつか後日公開しようと思います。X-Wingは要らないかな?

2015年10月1日木曜日

バンダイ 1/144 スレーヴ1 1

モデルグラフィックス11月号”スターウォーズ特集”で新発売となったバンダイ 1/144 スレーヴ1を製作致しました。既にお手元で組まれた方もいらっしゃると思いますが、このキットはなんといっても背面のメカ部分が素晴らしい!本物のプロップのように流用パーツを組んで行く過程をこのスケールで味わえるなんて思いもしませんでした。同社の1つ前のY-Wingにこのスレーヴ1・・バンダイさん、もう引くに引けないレベルまで行ってしまったのかwもし将来あの大型戦艦が出てしまったらと思うと期待値うなぎのぼり!シリーズは今後暫く新作映画の方にシフトするようですが、こちらも目が離せないですよね!新型ファルコン出るし!
そんなわけで、スレーヴ1の補足記事を。誌面の方に全部あるので情報薄ですが(^^ゞ
製作に辺り、今回は水平と垂直の両方で展示(撮影含め)を考慮しないといけません。先ずはベースからの給電(12V1A)をどうするかって所でコネクターはこのタイプの物を使用しました。プラスチック製ですが結構がっつり支えてくれます。(オス側は既にアルミパイプとプラパイプに固定しています。)
このコネクターを先ず水平(着陸状態)で展示出来るようにメカ部分に忍ばせます。
上の画像が表。下が内側です。内側のコネクターは垂直で展示する際の後方からのを挿す為の物。塗装後に組む関係でこのようにしました。構造上内部に入るボックス状のパーツは使っていません。
キットの支柱部分とほぼおなじ位置にしたのでキット同様にパーツで蓋が出来ます。但し固定はネオジムに変更しています。
後方はこのようにコネクターを仕込みました。赤黒の配線にはコネクターを付けて先ほどの内側のコネクターに接続します。
こちらもキットのパーツを蓋に利用しました。丁度別パーツになっているのでネオジムを仕込むだけでOK。バンダイさんはきっとわかっていてのパーツ分割じゃないかな?w

電飾について。丸い方は3ミリの電球色LEDを開口して固定してますが、線で光る方はこのように対処しました。
透明パーツ全体をヤスって曇らせておいて、透明パーツの凸部分を照らす位置で電球色LEDを固定しています。LEDの設置スペースが無いので本体側を開口しています。
光らせるとこんな感じです。
因みにノズルの塗装はシルバー→クリアオレンジの順番で全体を塗装後、塗装欠け部分をマスキングゾルでマスキング後にクリアブラウンで全体を塗装しました。ゴチャメカの塗装についてはプロップ同様の色味の成型色なので色別に分けておいて黒→クレオス311で塗装してしまい、塗装欠け部分をマスキングゾルでマスキング後にそれぞれのカラーで塗装してから組んで行きました。その後にすす汚れ等を追加しています。
このキットの外観で手を入れたのは唯一羽根を薄くしただけ。左が加工前。右が加工後です。薄さのバランスはプロップを見て判断しました。ここも立体感あって素晴らしいです。着陸時と離陸時で羽根を可動(羽根でいいの?)させますが、その際に伸縮するシリンダーはキット同様に差し替え式としました。腕に覚えがある方は是非可動シリンダーに挑戦してみて下さい!

ちょっと長くなりましたが今回は以上です。次回は機体の塗装となります。
それではまた!