2016年4月27日水曜日

カイロ・レン コマンドシャトル 5 翼の製作

工作編もこれが最後!って事なので一気に書いてしまいます。ちょっと長めになりますがお付き合いのほど宜しくお願い致します。
その前に先日発売になりましたモデルグラフィックス誌6月号にて”バンダイ ビークルモデル001 スターデストロイヤー”を製作致しました。こちらも是非とも宜しくお願い致します!

では本題へ。シャトルの大きな翼には翼端全周に溝がありゴチャメカが入っています。しかも光っているというちょっとした目立ちポイント!かっこいいですよね。但し、残念な事に上半分はパーツ化されておらずです。とは言え全部流用パーツを入れて行くとSHSには間に合わない!ので、2mm幅で3cmで5パターン程作り複製してからランダムに組み合わせて行こうと考えました。
ゴチャメカの方はプラ材と流用パーツの組み合わせです。流用パーツは細かいので1/700の艦船用を使いました。これをプラバンに貼り付けて(一番左のは翼のトップに来るヤツ)おゆまるで型取りします。で、光硬化の透明レジンで複製していきます。
まあまあちゃんと複製出来るものですね。でも、1つの型でキレイに取れるのは3回くらいですかね。
黒サフで塗装してから接着して行きますが、先ずはキットの不要部分を切除しておきます。上がキットのままで下が加工後です。全周にゴチャメカが入るとやはりかっこいい!
電飾していきますが、資料を見ると白と赤の光が確認出来るのでいつも通りプラパイプに3mmLEDをそれぞれ仕込みパーマセルテープで遮光しておきます。光ファイバー(エスカ)はポイントになりそうな所には0.5mmをその他には0.25mmを使いました。

早速テスト!
船体の方はまだ塗装中なのでマスキングテープが貼ってありますがこりゃかっこいい!デカいし電飾模型としてのポテンシャルを感じますね。作ってよかった!

最後に細々とした所を。先ずはレーザーキャノン。
砲身はサクッと開口(てか溝)を入れておき、合わせ目を消して一体感を。で、オミットされているカバー?は流用パーツの増槽に同経の物があったので調整して接着しキレイに整形しておきました。
続いて翼の先端(になるの?)にある放電索を真鍮線と真鍮パイプの組み合わせで作ってみました(ちょっと曲がってますねw直します)。
翼を繋げる真鍮線と真鍮パイプは抜き差し中に塗装が剥がれてみっともなくなりそうなのでプラパイプでカバーしました。

以上で工作は全て終了です。次はいよいよ塗装です。真っ黒な機体ですが色調を変えたり細かく塗り分けられているようなのでちょっと楽しみ!!

2016年4月21日木曜日

カイロ・レン コマンドシャトル 4 船体の工作

仕事の方が鬼なのでwSHSまで切羽詰まって来ました(^_^;)とは言ってもこのシャトルだけは持ち込みたいので1日1時間と決めて少しずつですが進めています。
先ずはフロント周りから。
両サイドにあるパネルのモールドを削り落としプラバンで置き換えました。
正面の顎の所にスリットがあるようなので再現してみます。
四角い溝を彫りプラ棒を接着、整形するだけ。赤矢印の所ですがちょっとはポイントになるかな。左舷側のこの中にゴチャメカが入っているので後で入れておきます。それから透明パーツがパチピタと行かなくてプラ棒で隙間埋めを。まだちょっと隙間がありますけど光らせてみたら余り目立たないのでこれで良しとしました。
続いて気になる所3箇所。
①透明パーツにヒケがあります。
②透明パーツを固定する為の実際には無いモールドがあります。削り取ります。
③手持ちの資料だとただの円盤なんだよな。。
んでこんな感じにしてみました。真正面については資料に近づけるべくプラバン工作。パネルが重なっている感じがかっこいいので再現してみました。透明パーツのヒケについては上からディティールを入れて後付で何かセンサーを取り付けたイメージに。だってハン・ソロの息子ですよ。足してるでしょう!w
更に足して行きます。船体の横はキットではツルっと何もありません。資料を見るとパネルラインがある程度っぽい。
この機体は最終的に真っ黒になります。なのでスジポリだけだと抑揚も無くつまらなそうなのでプラバンでパネルを貼る方向にしました。ミレニアム・ファルコンをイメージしつつ貼りこんでいきます。
どうせならハイパードライブのアップデートをしてみよう的なメカを後付してるイメージでメカを取り付けた部分のパネルを剥がして無理付けしてやった感。もう一回言いますがハン・ソロの息子でありアナキンの血を受け継ぐサラブレッドですからね。自分で弄っては速度記録に挑んでる不良息子の機体をイメージして遊んでみました。
今の段階ではキットとプラバン及び流用パーツの色の違いでやり過ぎてる感があると思いますが、サフ吹いて同色になると一気に目立たなくなってしまいます。このくらいが適量だろ程度だとサフ吹いた途端になんか中途半端!になるので徹底的にやっておきましょう。やり過ぎくらいが丁度いいです。後は翼の内側になる所に何も無いのでプラ棒で翼側にあるディティールを真似て入れておきました。
サフ吹いてシルバーを重ねて下地塗装しておきました。ハゲチョロがあるようなので機体色塗った後にシルバーを露出させます。
って事で今回はこんな所で。翼も作らねば!!(°-°;)

2016年4月2日土曜日

スペースネイビーヤード発売!!

モデルグラフィックスより宇宙艦船電飾模型モデリングガイド「スペースネイビーヤード」がついに発売となりました!
編集さんとDORO☆OFFのメンバーで時折こんな本出せたらいいよね!なんて話していたんですが、編集さんの熱い気持ちがついに形になったという・・しかも電飾宇宙戦艦を誌面で製作していた(作り起こしも含めて)のがDORO☆OFFのメンバーだった事もあり誌面全てをメンバーで埋める事が出来ました。しめしめw


-掲載艦は以下の通り-
SDF-1 マクロス要塞艦 (ハセガワ)/高橋卓也
コロニアル・ワン (メビウス)/どろぼうひげ
宇宙戦艦ヤマト コスモリバースVer. (バンダイ)/高橋卓也
ナスカ級打撃型航宙母艦〈キスカ〉 (バンダイ)/高橋卓也
ゲルバデス級航宙戦闘母艦〈ミランガル〉 (バンダイ改造)/ROKUGEN
連合宇宙軍重巡洋艦コルドバ(SOY-YA!! )/竹下やすひろ
U.S.S.エンタープライズ NCC-1701D(AMT)/ROKUGEN
カーデシア ガロア級巡洋艦(AMT)/ROKUGEN
クリンゴン バード・オブ・プレイ(AMT)/どろぼうひげ
(敬称略)

-読み物-
『宇宙戦艦随想……虚構と現実の狭間を往く船』/森田繁さん(スタジオぬえ)
俺の艦長 2016/廣田恵介さん


今回福井さんは装丁で大活躍されてます。かっこいいでしょ!後ハタさんがデザイン、大森記詩さんがイラストと実は身内で全て作られています(^^)編集の関口コフさんにはホントお世話になりました。
因みにモデルグラフィックス誌掲載済みの物も殆ど撮影し直してます。
そんなわけで昨年6月くらいから合間にちまちまと製作していたSDF-1をやっと公開する事が出来ました。マクロスは大好きなので時間をかけてじっくりと製作出来て大満足。見てやって下さい。
いつもは誌面に書き切れなかった事をブログで補足していますが、今回はページを沢山戴けたのでほぼ出しきりました。ヤマトも含めて重箱の隅をつつく程度の記事を書くかもしれません。
宇宙艦だけの模型本はありそうで無いんですよね。宇宙艦好きの方は是非ともお手元に!宜しくお願い致します。