2015年9月29日火曜日

バンダイ 1/48 X-Wing "RED 2" 3

SW物はその気にならないと資料は無いし、映画見ていても機体の違いなんてよくわからないし・・なちょっと不思議なジャンルですよね。ゆえにハマるとヤバい世界です。このブログを初めてこれまでSW新3部作メカを2つ製作しましたが、共にCG物であった為にプロップ解析的な作業は無かったわけですが、流石に今回は。。とは言え、あやふやで手を入れていない所があったり、後ほど説明しますが既に間違っていた箇所もありました。奥が深い・・・
作業的な所では今回が最後です。先ずはエンジン。
画像1番下はパーツにプラパイプを接着し延長しています。先端はLED光が直接見えないよう同経のプラバンで蓋をしています。画像真ん中、パーマセルテープを貼って遮光しました。一番上は完成形。製品版では改善されていましたが、今回テストショットを使っている為に透け対策が必要でした。わざわざ見せる必要の無い工程ですが、他でも応用が効く方法なので書いておきます。
コクピットの追加電飾について。
パーマセルテープで遮光したプラパイプに白LEDを収めた物が赤矢印の所にあります。コクピット及びドロイドはエスカの先端にクリア系塗料を塗る事で光る色を変えています。プロトン魚雷の位置が丁度パイロットの足元に来てしまうので足を切断しました。プロトン魚雷の赤LEDもパーマセルテープで遮光しています。
パイロット後ろの蛇腹はスプリングパイプで再現。パイロットはプロップ準拠では無く、ウェッジを乗せました。とは言え、ヘルメットの塗装はお恥ずかしい限りで・・・ちゃんとパイロットを入れるならドロイドはR3-T2だろ!とはならなかった・・・(^^ゞ
塗装です。
基本色はクレオスの311です。下地はSWならお約束の黒立ち上げですが、今回は下地をシルバーにしています。本誌P27の下の画像を見て頂ければご理解戴けるかと思いますが、透ける311の特性とスタジオの明るい光源を利用して金属的な色味を狙いました。
基本色を311のグレーにした時に地色を黒にすると青みがかり、修正に手間取りたくないので個人的にはいつもシルバーを地色に使っています。”ブルー1”自体寒色系の白なので丁度良かった事もあります。タイ・ファイターとか帝国機なら黒下地に311で丁度いい青みのグレーが出来上がりますが。(個人的な感想です。)
で・・ここでお詫び。
左右エンジンのT社のロゴの半分のヤツ・・これ青と赤が逆でした。機体裏のはT社と同じでいいんですがね。思い込みでそのまま貼っちゃいました。すいません・・・
バンダイ1/48のX-Wingはいい形していますよね!個人的には決定版だと思っています。このキットで憧れの”RED2”を作る機会が得られてラッキーでした。1/48は”RED3”も作りたい!さて、1/72の方はどうしよう・・・って所で終了です。

今回デカールを友人である秀兄ぃさんに製作して頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。自作だとインクジェットになってしまうので細かなマーキングは厳しかったです!ありがとうございました!

月が変わったらスレーヴ1を始めます!

2015年9月28日月曜日

バンダイ 1/48 X-Wing "RED 2" 2

X-Wing"RED2"の続きです。今回は翼付近と展示台を。
先ずは翼ですがキットのヒーローモデルとはかなり違っています。キットのディティールを削り落とし、グレーのプラバンのディティールへ変更。インテークにかかるディティールも面が合う所まで削り、タガネで彫って再現しています(シンドいよ・・)。RED3へは上の左右を置き換えればいいんですが・・・(^_^;)
赤矢印の所も4箇所共に違うのでここも削り落としプラ棒で作っています。そして誌面でも触れていますが、羽根の上側2枚だけ(画像左側)パネルラインが違っていました。ディティール貼り付けてていて違和感を感じ気がついたんですが・・なんで?下は(画像右)はキットのままです。
一応反対方向も貼っておきます。この辺りのディティールも”ブルー1”の資料がなかったら再現出来なかったので助かりました。
レーザーキャノン基部も真鍮線で置き換えました。(下:キット、上:削り落とした、真ん中:完成)
続いて展示台。折角なら手作りしたいから(使いたくないからじゃないよ!w)。
先ずは分解です。画像左側は不要。右側の基盤一式とスイッチ、X-Wing本体を固定するパーツを使います。別途単3電池3本用の電池BOXを用意します。無ければ画像右側の赤線で消しているパーツで自作です。
コクピットの追加電飾とドロイド用のLEDへの回路です。誌面には画像左側のみ掲載されていますが、電線の行き先は右側の通りです。マイナスは電池ボックスのマイナスへ繋げています。これでプログラムとは連動しませんが、スイッチon-offには連動します。このプログラムは3分でエンジン光が消えてしまうので、エンジンのLEDもこっちに繋ぎ変えた方がいいかもです。(DORO☆OFFの電飾タイムで私とどろひげさんのX-Wing2機で暗がりを作っていましたw点きっぱなしの裏コマンドがあったりして。)
ベースはデススター・サーフェスを9枚。それぞれを固定するパーツが付属していますが、どうもこれだけの枚数を止めると反ってしまうのでプラバンに接着してしまいました。スイッチ類を裏側に持って行きたかった事もあり基盤の大きさ分嵩上げしています。支柱はいつも通りアルミパイプを軸にプラパイプを重ねています。
基盤、電池ボックス、スピーカーはこんな感じで纏めています。
今回はこんな所で〆ます。続きはまた次回!
スレーブ1の記事は発売後に更新します。ではまた!!

バンダイ 1/12 アストロメク・ドロイド R2-A5 R5-A2

モデルグラフィックス11月号”スターウォーズ特集”のサンドトルーパーのページ用にモスアイズリー付近に居たドロイド2体をバンダイ1/12 アストロメク・ドロイドセットR2-D2,R5-D4を使用し製作致しました。
特に何もしてないですが、備忘録も兼ねているブログなので記事にしておきます。
先ずはR2-A5から。モスアイズリーのシーンは特別編以降いくつかのシーンが差し替えられており、彼の登場シーンもクリーチャーが被せられて消えてしまいました・・モデルグラフィックスの記事を見て懐かしい!と思われた方は多いのでは?彼がまだ映像の中に居たシーンそのまま!嬉しかったです!
登場シーンを見てみると特にどこも光ってはいないんですが、ケナーのトイパッケージを見ると目?が白く光っているので前後共に白LEDを仕込み、ボタン電池で光るようにしておきました。
LEDの玉が直接見えたらちょっとうるさいのでパーツの目部分を開口後に同経のプラバンをはめ込んでいます。
続いてR5-A2。こちらは今年の静岡ホビーショーに合わせて製作した物。但し、参考にした資料をミスって頭部の塗装を間違えていたので、その後塗りなおしています。
手を加えたのは溝の中にディティールが無いのでダボ穴を塞ぎ、スジポリを追加しています。このスジポリ、出来れば最初から入れておいて欲しかったな。。
塗装ですが、グレーは共にクレオス311。R2-A5のグリーンはバルグレイの時に作ったガミラスグリーン2に黒で調色した物を。R5-A2の黄色は黄色に多少オレンジを入れて調色した物。基本塗装後にスミ入れとタミヤのウェザリングマスターで砂漠っぽく。但し、R2-A5はwikiを見ると帝国の諜報ドロイドらしいので、雰囲気でカーボン汚れっぽい黒い汚れも追加しています。
こいつら用にモスアイズリーのジオラマ作ってやろうかな。てことでこいつらの記事はこれにて終了です。ドロイドは今後まだ作るかもしれないのでいつかまた続きます。

2015年9月27日日曜日

バンダイ 1/48 X-Wing "RED 2" 1

モデルグラフィックス2015年11月号”スターウォーズ特集”に掲載させて頂きましたバンダイ 1/48 X-Wing"RED2"の補足記事をこちらの方でご紹介させて頂きます。誌面と合わせてご覧になって頂ければ幸いです。

その前に・・誌面ではどうやら私”講師”って事になってますがwぶっちゃけプロップについて大して詳しいわけじゃありません!RED2について調べ始めたのもF社の1/48X-Wingが発売となった頃です。調べるといってもあくまでも模型的に形状の差異を追っかける程度ですのでうんちくも何もあったもんじゃ無い。大正解では無いにしろ、それなりには正確って所で了解頂ければ幸いです。長く時間を掛けて調べあげて完成させた方々には敵うとは思っていませんよ!
とは言え、画像を見比べているだけでは気が付かなかった事を製作中に発見しつつ形にして行く作業は本当に楽しかったです。スケモを作る時の感覚に少し似ていました。
では早速・・・
先ずはブルー1/RED2とパイロモデルの最大の特徴である機体横の傾斜部分の再現です。本来は左右分割構造の機体をキットの上下分割の構造を活かして製作するプランは以前1/72で試みていたので今回もそのまま持ち込みました。
色プラなので本体は一部を除き上下と後端の3つのパーツで組んでしまいます。ノーズコーンは本体下パーツに接着してしまいます。
本体上側のパーツから画像のように機首側から斜めに切り出し、本体下側に接着。パテで傾斜面を再現しました。一見難しそうな作業ですが、切り出す際にしっかりとガイドテープ等で道筋を付けて慎重に切り出す事に注意すれば案外いけちゃう物です。大丈夫。
パイロモデルを再現したい場合はプロトン魚雷の位置はそのままです。(画像の上の機体は同時進行していたヒーローモデルの”RED3”です。この時は余裕あったんだな・・)
ノーズコーン溝の部分は画像の通り。鼻っ面を少し丸めてエッジは落とす。先の傾斜面とノーズコーンの関係はこのような感じです。
誌面ではサフを吹いた画像を載せたのでこちらでは成型色の方で。パネルラインについては誌面を参考にしてください。
上下面も。下面はブルー1をそのまま参考にしました。
長くなったので今回はこの辺りで。っても、RED2を作りたい方って居るのかな?ルークのRED5ですよね(^^)
ではまた次回宜しくお願い致します!

2015年9月26日土曜日

モデルグラフィックス 2015年11月号

9/25発売のモデルグラフィックス誌2015年11月号”スターウォーズ特集”にていくつか作例を掲載して頂きました。
先ずはバンダイ1/48X-Wingをウェッジ・アンティリーズの乗機”レッド2”に改造しました。資料が余り無い機体ですが、今回は”ブルー1”(初期に製作されたモデルでこれを一部再塗装され”レッド2”となった)の画像を参考に機体改修を行い製作致しました。キットは”レッド5”ルーク機でプロップではヒーローモデルと言われている機体を完璧に再現していますが、結果的に大改修。パイロモデルでも無い初期型X-Wingを楽しんで頂ければ幸いです。
続いて今月末の発売となる1/144スレーブ1。サイズ的に小ぶりながら下面のゴチャメカが完全に近いほど再現された素晴らしいキット!特徴ある塗装とエンジン部の電飾と、見慣れた水平状態と飛行時の直立状態の両方で展示出来るよう工夫しました。
後はモスアイズリーのダイオラマで使うアストロメク・ドロイドを1/12R2-D2,R5-D4のキットを使い作品中チラッと登場するR2-A5,R5-A2を製作致しました。
以上、ここ数ヶ月ばたばたと製作致しましたが、1/72のX-Wingで製作しつつも折角なら1/48で作りたくなってた”レッド2”が実現出来て編集部には感謝しています。
誌面では全てお伝え出来ていない部分はこちらのブログで補足説明させて頂くかもしれません。
私以外ではDORO☆OFFからROKUGENさんが超絶ダイオラマ”エコーベース”を。どろぼうひげさんがデス・スター内の通路をスクラッチ。フクイさんが蒼き鋼のアルペジオから"霧の艦隊 重巡洋艦ハグロ"を。縁のある方々では加藤優介さん(チャーさんやねw)がバンダイ1/12のボバ・フェットやダースベイダーを。大森記詩さんがモスアイズリーの大型ダイオラマを製作されています。そうそうピコさんが1/12パワードロイドをスクラッチ!
スターウォーズやると気が付くと身内が揃っちゃいますよねw

先ずは皆様、モデルグラフィックス誌11月号を買ってね!宜しくお願い致します!

2015年9月18日金曜日

DORO☆OFF EXHIBITION V

あっという間に今年もDORO☆OFFでございます!
今年は会場も大きくなり、展示参加頂く方も増員する事が出来ました!
広さは2倍となりましたが、懸案事項であった通路が狭い!危険!を解消する目的もあり、展示も2倍とは行かなかったですが、広くなった分じっくり見て楽しんで戴ける環境になったら先ずは大成功と思っています。
DORO☆OFFスタッフの展示作品は昨年の殆どヤマトから一気にスターウォーズ復権!とばかりに作品を展示致しますので楽しんで頂ければ幸いです。そして・・・
嬉しい事に今月発売のモデルグラフィックス誌”スターウォーズ特集”を飾る作品も一挙展示となっています。タイミング的に展示出来ない物もありますが、それもごく一部!発売前の作品は基本飾れないのですが、今回は編集部太っ腹企画。大いに楽しんで下さいね!
展示参加頂く皆様、今年も宜しくお願い致します!初めて参加される皆様、楽しみましょう!
それから遊びに来て戴ける方々、今年も宜しくお願いします。
初めてDORO☆OFFを見に行くぞって方は、是非とも”電飾タイム”に合わせて来て下さいね。

会場内にて不明点がありましたら受付若しくは赤いネームプレートが
DORO☆OFFスタッフですのでお声がけ下さい!

それでは皆々様、今年も宜しくお願いします!!
(追い込まれている方々・・残された日はわずか・・頑張ってね!w)